「AIに書かせようとしても、なんかうまくいかないんだよね…」
そんな声をよく聞く。
実は、俺も最初はそうだった。
「思ってることが伝わらない」「的外れな構成が返ってくる」──その繰り返し。
でも、気づいたんだ。
AIにうまく書かせるコツは、“完璧な指示”じゃない。
“思考を共有すること”だって。
今回は、ファントムが実際に使っているプロンプト(指示文)を交えながら、
「構成が引き出せない」悩みの突破法をシェアしてみよう。
AIは「完璧な指示」を求めていない
多くの人が、AIに話しかけるときにこう思う。
「ちゃんとした文章で書かないと、理解されないんじゃ…」
でも、安心してほしい。
AIは“とっちらかった言葉”でも拾ってくれる。
むしろ、
「こうしたいけど、うまく言えないんだよね」
っていう曖昧な部分こそ、AIとの対話が活きるポイントだ。
🧪 プロンプト実例①:思考がふわっとしてるとき
コピーする編集するなんとなく、こんなテーマで記事が書きたい。
「AIは文章を作る道具じゃなくて、自分の思考を引き出す相棒だ」って話。
読者はブログ初心者か、副業で始めようとしてる人。
この考えをうまく伝える構成を考えてほしい。
🔍 これだけで、AIは構成を5つ〜7つ程度にまとめてくれる。
必要なら「もっと掘り下げて」と伝えれば、さらに深く掘ってくれる。
🧠 プロンプト実例②:読者目線に寄せたいとき
コピーする編集するこのテーマって、読者が最初にどんな疑問を持つか教えて。
その疑問を解決する流れで構成を考えて。
できれば「行動につながる読後感」にしてほしい。
AIはここで、読者の心理ステップに沿った構成を返してくる。
読者の迷いに寄り添う設計図が一瞬で手に入る。
🛠️ ファントム式・プロンプトのコツ5つ
コツ | 解説 |
---|---|
🎯 1. 完璧じゃなくていい | 文章がぐちゃぐちゃでもOK。方向性を伝えるだけで十分。 |
🗺 2. 目的を先に伝える | 「何を伝えたいか」「誰に向けてか」だけは先に入れる。 |
🧩 3. 曖昧な感覚も言語化してみる | 「モヤモヤしてるけど…」をそのまま書くと、AIが整理してくれる。 |
🗣 4. 対話を前提に | 一発で正解を出す必要はない。「これじゃない」を伝えるのも大事な会話。 |
🔁 5. 出力されたら“自分の言葉”で仕上げる | 最後は必ず、自分の体験・視点・哲学で締める。ここが“魂を入れる”工程。 |
結局、AIは“思考の壁打ち相手”でしかない
AIは、書いてくれる存在じゃない。
考える速度と精度を一気に引き上げてくれる「壁打ち相手」だ。
だから、相手がAIでも人間でも変わらない。
- 曖昧でもいいから、考えてることを話す
- 書きたい気持ちを言葉にしてみる
- 出てきた案にツッコミを入れて、より自分らしくしていく
その“対話の往復”こそが、爆速で深いオリジナル記事を生む。
🔚 最後に
「うまく書けない」のは、“伝えたいこと”がある証拠。
AIは、それを引き出すためのもう一人の自分だ。
Silent Gainを支えるこの作戦会議──
これからも静かに、でも確実に、積み上げていく。
📎 続きはこちら:
【番外編#03】「AIで量産すると全部同じに見える」問題
〜“魂を込めた記事”にしかできないこと〜
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