#12 静かにアクセスを集めるキーワード選定講座

SEO基礎

誰にも知られずに、確実に読まれる記事を作る

ブログを始めて間もない時期。派手なアクセスを狙っても、届かない。
狙いどころを間違えれば、どれだけ良い記事を書いても誰にも読まれない。

では、どうするか。答えはシンプルだ。
静かにアクセスを集めるキーワード」を選ぶ。

派手さはない。SNSでバズることもない。
それでも毎日、確実に誰かが検索している言葉──
それが“静かに効く”キーワードの正体だ。


自分自身が、それを証明している

1秒前、1分前、過去の自分はどんなキーワードでここにたどり着いた?
何かを始めよう。変わろう。とした、自分が探したキーワード。
そして、あなたの指がクリックしたキーワード。

それこそが、「静かにアクセスを集めるキーワード」だ。
あなた自身が、すでにその証人だ。


キーワード選定の基本は「誰が」「なぜ」検索するか

静かな検索ニーズは、必ず背景に「切実な目的」がある。

  • 誰が(属性)
  • なぜ(目的)
  • どんな言葉で(検索ワード)

たとえば「副業 ブログ 始め方」は人気だが、競合も多い。
それよりも「副業 ブログ 始めたけど 続かない」といった言葉のほうが、深く刺さる。
検索数は少なくても、行動に近い温度を持っている。

ちなみに「副業 ブログ 始めたけど 続かない」は昔の俺だ!


ChatGPTで使えるキーワード深掘りプロンプト例

次のキーワードに関連する検索ニーズを、具体的な悩みベースで10個出してください:
「副業 ブログ」

すると、こう返ってくる。

  • 副業ブログでネタが見つからない
  • ブログを続けられない
  • ブログで初収益が出ない
  • 誰にも読まれない
  • 時間が足りない
    …など

この“悩みの群れ”が、記事の宝庫だ。
検索ボリュームよりも、検索動機の「切実さ」を重視する。
検索の背後にあるストーリーを読むことが、選定の本質だ。


キーワードの確認に使う無料ツール

無料で使えるツールで、検索ニーズの温度を読む。

  • ラッコキーワード
    関連ワードの広がりを確認できる。
  • Google検索のサジェスト欄
    実際に入力されたリアルな悩みの言葉。
  • キーワードプランナー(無料登録可)
    検索ボリュームのざっくりとした指標が手に入る。

数値は参考にすぎない。
本当に見るべきは「どれだけ困っているか」「どんな行動に出ようとしているか」だ。


地味なキーワードを積み重ねると、強くなる

初心者が目指すべきは、競合が激しいビッグキーワードではない。
月に10回しか検索されなくても、10記事書けば月100アクセス。
その中に、自分と同じように迷っている“未来の読者”が必ずいる。

静かなキーワードは、読者と深くつながる鍵だ。
だからこそ、そこに注力すべきなのだ。


まとめ:「検索ニーズは、検索回数じゃない」

誰にも見向きされないようなキーワードにも、たしかな温度がある。
何かを変えたくて、深夜に検索した人がいる。
その瞬間に応えられる記事こそが、信頼を得る記事だ。

だからこそ、ファントムはこう言い切る。

「静かにアクセスを集めるキーワード」が、最も強い。


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