誰にも知られずに、確実に読まれる記事を作る
ブログを始めて間もない時期。派手なアクセスを狙っても、届かない。
狙いどころを間違えれば、どれだけ良い記事を書いても誰にも読まれない。
では、どうするか。答えはシンプルだ。
「静かにアクセスを集めるキーワード」を選ぶ。
派手さはない。SNSでバズることもない。
それでも毎日、確実に誰かが検索している言葉──
それが“静かに効く”キーワードの正体だ。
自分自身が、それを証明している
1秒前、1分前、過去の自分はどんなキーワードでここにたどり着いた?
何かを始めよう。変わろう。とした、自分が探したキーワード。
そして、あなたの指がクリックしたキーワード。
それこそが、「静かにアクセスを集めるキーワード」だ。
あなた自身が、すでにその証人だ。
キーワード選定の基本は「誰が」「なぜ」検索するか
静かな検索ニーズは、必ず背景に「切実な目的」がある。
- 誰が(属性)
- なぜ(目的)
- どんな言葉で(検索ワード)
たとえば「副業 ブログ 始め方」は人気だが、競合も多い。
それよりも「副業 ブログ 始めたけど 続かない」といった言葉のほうが、深く刺さる。
検索数は少なくても、行動に近い温度を持っている。
ちなみに「副業 ブログ 始めたけど 続かない」は昔の俺だ!
ChatGPTで使えるキーワード深掘りプロンプト例
次のキーワードに関連する検索ニーズを、具体的な悩みベースで10個出してください:
「副業 ブログ」
すると、こう返ってくる。
- 副業ブログでネタが見つからない
- ブログを続けられない
- ブログで初収益が出ない
- 誰にも読まれない
- 時間が足りない
…など
この“悩みの群れ”が、記事の宝庫だ。
検索ボリュームよりも、検索動機の「切実さ」を重視する。
検索の背後にあるストーリーを読むことが、選定の本質だ。
キーワードの確認に使う無料ツール
無料で使えるツールで、検索ニーズの温度を読む。
- ラッコキーワード
関連ワードの広がりを確認できる。 - Google検索のサジェスト欄
実際に入力されたリアルな悩みの言葉。 - キーワードプランナー(無料登録可)
検索ボリュームのざっくりとした指標が手に入る。
数値は参考にすぎない。
本当に見るべきは「どれだけ困っているか」「どんな行動に出ようとしているか」だ。
地味なキーワードを積み重ねると、強くなる
初心者が目指すべきは、競合が激しいビッグキーワードではない。
月に10回しか検索されなくても、10記事書けば月100アクセス。
その中に、自分と同じように迷っている“未来の読者”が必ずいる。
静かなキーワードは、読者と深くつながる鍵だ。
だからこそ、そこに注力すべきなのだ。
まとめ:「検索ニーズは、検索回数じゃない」
誰にも見向きされないようなキーワードにも、たしかな温度がある。
何かを変えたくて、深夜に検索した人がいる。
その瞬間に応えられる記事こそが、信頼を得る記事だ。
だからこそ、ファントムはこう言い切る。
「静かにアクセスを集めるキーワード」が、最も強い。
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【次回】 →#13 読者が快適に読めるブログデザインの基本
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