#30 記事が育たないのは“導線設計”が原因かもしれない――アクセスが集まらないのは、才能じゃなく“構造”の問題だった

導線設計 / 内部リンク

ブログを始めて20〜30記事。少し手応えを感じ始めた頃、ふとこう思う。

「なんで、この記事は読まれないんだろう…?」
「検索流入もSNS流入もあるのに、なんで成果が出ないの?」

答えは、シンプル。
記事が“育っていない”のではなく、“育つ構造”がまだできていないだけ。

この記事では、「導線設計」が不在だと、いくら質の高い記事を書いても点のままで終わる理由と、SilentGainがどんな風に“点を線にする”工夫をしているのかを、実例ベースで公開する。


◆ 1. なぜ記事が読まれないのか?

まず、基本から整理しよう。記事が読まれないのは大きく分けて2つの理由がある。

  • 流入がない(入口問題)
  • 滞在しない(導線・UX問題)

ここでいう「記事が育たない」は後者。
検索やSNSから訪れても、次に読む記事がない/誘導されないと、そこで離脱してしまう。


◆ 2. 「点」で終わってしまうブログの特徴

よくある失敗パターン:

  • 記事の最後に「以上です」で終わっている
  • 関連記事のリンクがない、またはバラバラ
  • そもそも記事同士が関連していない(ジャンル迷子)
  • サイドバーやカテゴリが読者目線じゃない
  • 「読者に次を読ませる意識」が書いてるとき無い

これらの結果、せっかく来てくれた読者が一見さんで終わってしまう


◆ 3. SilentGain式・3つの導線設計ポイント

では、Silent Gainではどのように“点を線に変えている”のか?

✅(1)シリーズ設計で記事同士をつなぐ

  • 例:「全50話構成」や「章立て」
  • 書いてる段階で「これは〇章に属するな」と決めておく

✅(2)内部リンクは「今すぐ読むべき記事」に限定

  • 「ついでに読んでね」ではなく「次にこれを読まないと損する」と思わせるリンク
  • 関連記事というより、読者導線上の“次の一手”として配置

✅(3)アイキャッチや見出しで“流れ”を視覚的に示す

  • シリーズアイキャッチを統一して並べることで「どれから読むか」が視覚で伝わる
  • 読者に“読み進める意欲”を持たせる見出し構造

◆ 4. まずは「シリーズ」と「導線マップ」を作ろう

ブログが育ってきた今こそやるべきことは、

「どの記事とどの記事を繋げば“線”になるか?」
「読者が次に読むべき順番は?」
「どこで離脱しているか?」

これをマップ化=設計図化すること。

エクセルやスプレッドシートで一覧化してもいいし、Canvaなどで視覚的にまとめてもOK。


◆ まとめ

🔻 記事が育たない原因は「書き方」よりも「導線設計」
🔻 読者は“流れ”を感じないとすぐ離脱する
🔻 1記事1記事が“次へのパス”を持っていれば、ブログは勝手に育ち出す


次回 → #31 「“記事の役割”を決めると、書くのが10倍ラクになる」
“なんとなく書く”から卒業しよう。読者導線の中で「この1本の役割は何か?」が決まると、執筆スピードも成果も倍増する!

前回 → #29 「SilentGain型“育てるブログ”の始め方」
「書いて終わり」ではなく、「育てて成果を出す」。その違いを仕組みに変える準備編。

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