ブログを始めて20〜30記事。少し手応えを感じ始めた頃、ふとこう思う。
「なんで、この記事は読まれないんだろう…?」
「検索流入もSNS流入もあるのに、なんで成果が出ないの?」
答えは、シンプル。
記事が“育っていない”のではなく、“育つ構造”がまだできていないだけ。
この記事では、「導線設計」が不在だと、いくら質の高い記事を書いても点のままで終わる理由と、SilentGainがどんな風に“点を線にする”工夫をしているのかを、実例ベースで公開する。
◆ 1. なぜ記事が読まれないのか?
まず、基本から整理しよう。記事が読まれないのは大きく分けて2つの理由がある。
- 流入がない(入口問題)
- 滞在しない(導線・UX問題)
ここでいう「記事が育たない」は後者。
検索やSNSから訪れても、次に読む記事がない/誘導されないと、そこで離脱してしまう。
◆ 2. 「点」で終わってしまうブログの特徴
よくある失敗パターン:
- 記事の最後に「以上です」で終わっている
- 関連記事のリンクがない、またはバラバラ
- そもそも記事同士が関連していない(ジャンル迷子)
- サイドバーやカテゴリが読者目線じゃない
- 「読者に次を読ませる意識」が書いてるとき無い
これらの結果、せっかく来てくれた読者が一見さんで終わってしまう。
◆ 3. SilentGain式・3つの導線設計ポイント
では、Silent Gainではどのように“点を線に変えている”のか?
✅(1)シリーズ設計で記事同士をつなぐ
- 例:「全50話構成」や「章立て」
- 書いてる段階で「これは〇章に属するな」と決めておく
✅(2)内部リンクは「今すぐ読むべき記事」に限定
- 「ついでに読んでね」ではなく「次にこれを読まないと損する」と思わせるリンク
- 関連記事というより、読者導線上の“次の一手”として配置
✅(3)アイキャッチや見出しで“流れ”を視覚的に示す
- シリーズアイキャッチを統一して並べることで「どれから読むか」が視覚で伝わる
- 読者に“読み進める意欲”を持たせる見出し構造
◆ 4. まずは「シリーズ」と「導線マップ」を作ろう
ブログが育ってきた今こそやるべきことは、
「どの記事とどの記事を繋げば“線”になるか?」
「読者が次に読むべき順番は?」
「どこで離脱しているか?」
これをマップ化=設計図化すること。
エクセルやスプレッドシートで一覧化してもいいし、Canvaなどで視覚的にまとめてもOK。
◆ まとめ
🔻 記事が育たない原因は「書き方」よりも「導線設計」
🔻 読者は“流れ”を感じないとすぐ離脱する
🔻 1記事1記事が“次へのパス”を持っていれば、ブログは勝手に育ち出す
次回 → #31 「“記事の役割”を決めると、書くのが10倍ラクになる」
“なんとなく書く”から卒業しよう。読者導線の中で「この1本の役割は何か?」が決まると、執筆スピードも成果も倍増する!
前回 → #29 「SilentGain型“育てるブログ”の始め方」
「書いて終わり」ではなく、「育てて成果を出す」。その違いを仕組みに変える準備編。
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