32 読まれる記事の「入り口と出口」――読者は“入口”で判断し、“出口”で次を決める

導線設計 / 内部リンク

「せっかく書いたのに、全然読まれてない」
「検索はされてる。でも読了率が低い」
「次に読んでほしい記事が、クリックされていない」

──そんな悩みがあるなら、
それは“内容”ではなく“入り口と出口”の問題かもしれない。

この記事では、SilentGainで実践している
「読まれるための入り口」「次へ進ませる出口」の考え方を公開する。


◆ 1. 記事の“入り口”は「最初の3秒」で決まる

検索やSNSから来た読者は、
タイトル→アイキャッチ→冒頭3行で読むかどうかを決める。

✅ 読まれる「入り口」の要素

  • タイトルに検索者の目的が含まれているか?
  • アイキャッチが視覚で中身を伝えているか?
  • 冒頭3行で「この記事は自分のため」と思わせているか?

読者の頭の中はこうだ。

「これは、自分に関係ある?」
「読む価値ある?」

その判断が「YES」でなければ即離脱。


◆ 2. SilentGain流「入り口設計」の実例

  • #05 タイトルで“雑記OK”を明言→「自分もいけるかも」 → 実際の記事
  • #18 冒頭で「その悩み、わかります」と共感→引き込む → 実際の記事
  • #29 シリーズアイキャッチで「続きを読ませる仕掛け」 → 実際の記事

「この入口で誰を呼び込むのか?」を明確にしている。


◆ 3. “出口”がない記事は“点”で終わる

多くの記事が、ここで止まっている。

「最後まで読まれたけど、何も起こらなかった」
「満足して、去られてしまった」

出口とは、読者に「次の一手」を提示すること。

✅ 出口の具体例

  • 関連記事への自然な誘導
  • メルマガ登録や商品ページへの動線
  • サイト内の別カテゴリへの橋渡し
  • シリーズリンクや巻末ボックス

満足と同時に、「次にすべきこと」が提示されると、
読者は“移動”する。ブログは“回り出す”。


◆ 4. “静かに稼ぐ”ための構造としての「出口設計」

SilentGainでは、ほぼすべての記事末尾に

  • 【前回/次回】ナビゲーション
  • 関連シリーズのリンク
  • アフィリ案件やツールの導線

を自然な形で設置。

それにより:

  • PVが循環する
  • サイト滞在時間が伸びる
  • コンバージョンが生まれる

放置しても成果が上がる構造は、「出口」を設計しているかどうかで決まる。


◆ まとめ:読者に“入ってもらい、送り出す”仕組みを

🔻 入り口がズレていると、誰も来ない
🔻 出口がないと、何も起こらない
🔻 読者に「次の行動」を渡す設計こそ、ブログの血流


🔚 記事の締め:導線ナビゲーション


次回 → 第33話「内部リンク設計でPVが自然に回り始める」

「このリンク、ついクリックしちゃった…」読者が迷わず進む内部リンクの極意を解説。

前回 → 第31話「“記事の役割”を決めると、書くのが10倍ラクになる」

「何を書くか」より「何をさせたいか」で、記事は生きる。


コメント

タイトルとURLをコピーしました