ブログを始めたばかりの頃、カテゴリはなんとなくで決めがちだ。
「雑記だからいろいろ書いてるけど、カテゴリぐちゃぐちゃ…」
「特化ブログにしたのに、記事がカテゴリに収まってない…」
でも、大丈夫。SilentGainはこう考える。
カテゴリ設計は“育ってから整える”もアリ。むしろそのほうが強い。
今回は、放置型ブログにおける「あとから整えるカテゴリ設計術」について解説する。
◆ 1. カテゴリ設計でありがちな失敗
✅ 初期にやりがちなNG例
- 「ジャンル未定なのにカテゴリだけ5個ある」
- 「記事数2本なのにカテゴリ3つ」
- 「記事が増えたらカテゴライズが破綻」
これは、成長前に骨格を決めすぎて窮屈になったパターン。
だからSilentGainでは、最初はカテゴリ設計を「“ゆるく”スタート」している。
◆ 2. SilentGain流「あとから整える」考え方
放置型ブログにとってカテゴリは「読者の地図」だ。
それが見にくいと、“地図はあるけど迷子になる”サイトになってしまう。
✅ 整えるタイミング
- 記事が20〜30本を超えたあたり
- シリーズや定番テーマが生まれてきたタイミング
- アクセスが集中する記事群が見えてきたとき
✅ 整える目的
- 回遊性の向上
- サイト構造の明確化(SEO対策)
- 読者のナビゲーション精度UP
◆ 3. カテゴリを“あとから整える”3ステップ
🛠 ステップ① 記事のテーマ分類を棚卸し
- 全記事をスプレッドシートなどで一覧化
- 主要キーワードや目的別に“隠れたグループ”を発見
🛠 ステップ② カテゴリの再編成を設計
- グルーピングした塊に「1テーマ=1カテゴリ」
- 雑記系→「中テーマ単位」に細分化 or 吸収統合
- 特化系→「深掘りカテゴリ」「導線カテゴリ」で区別
🛠 ステップ③ 実装と内部リンクの再配置
- WordPressやテーマでカテゴリ名・スラッグ変更
- カテゴリページの紹介文・固定ページ整備
- 各記事に再カテゴリ付け+必要ならリンク誘導も調整
◆ 4. SilentGainの実例
- 「雑記系」→日常/脳タイプ/副業マインド で再整理
- 「戦略系」→ブログ構築フェーズ別にカテゴリ分類
- 「外伝」や「まとめ」は“機能カテゴリ”として独立
結果として:
- サイドバーからの回遊率UP
- 一覧性の向上で離脱率DOWN
- 新記事の配置先が明確で書きやすさもUP
◆ まとめ:“あとから整える”は、進化の証
🔻 初期はカテゴリが崩れるのが普通。
🔻 ブログが育ってから整えると“無駄がない”。
🔻 カテゴリは「サイトの地図」。だから、後出しで正解。
SilentGainは“育てながら整える”を前提に設計している。(カテゴリーって増えるしね!)
放置しても迷わない地図、それがカテゴリ設計のゴールだ。
🔚 記事の締め:導線ナビゲーション
次回 → 第35話「リライト基準の作り方と見直すタイミング」
書きっぱなしにしないために。“再編集の判断軸”を手に入れる。
前回 → #33 「内部リンク設計でPVが自然に回り始める」
“どこへ進むか”を決める内部リンクは、読者の動線設計のカギ。
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