#34 カテゴリ設計を“あとから整える”技術――カオスなまま始めていい。ただし“育ってきたら整える”が鉄則

カテゴリ再編

ブログを始めたばかりの頃、カテゴリはなんとなくで決めがちだ。

「雑記だからいろいろ書いてるけど、カテゴリぐちゃぐちゃ…」
「特化ブログにしたのに、記事がカテゴリに収まってない…」

でも、大丈夫。SilentGainはこう考える。

カテゴリ設計は“育ってから整える”もアリ。むしろそのほうが強い。

今回は、放置型ブログにおける「あとから整えるカテゴリ設計術」について解説する。


◆ 1. カテゴリ設計でありがちな失敗

✅ 初期にやりがちなNG例

  • 「ジャンル未定なのにカテゴリだけ5個ある」
  • 「記事数2本なのにカテゴリ3つ」
  • 「記事が増えたらカテゴライズが破綻」

これは、成長前に骨格を決めすぎて窮屈になったパターン

だからSilentGainでは、最初はカテゴリ設計を「“ゆるく”スタート」している。


◆ 2. SilentGain流「あとから整える」考え方

放置型ブログにとってカテゴリは「読者の地図」だ。
それが見にくいと、“地図はあるけど迷子になる”サイトになってしまう。

✅ 整えるタイミング

  • 記事が20〜30本を超えたあたり
  • シリーズや定番テーマが生まれてきたタイミング
  • アクセスが集中する記事群が見えてきたとき

✅ 整える目的

  • 回遊性の向上
  • サイト構造の明確化(SEO対策)
  • 読者のナビゲーション精度UP

◆ 3. カテゴリを“あとから整える”3ステップ

🛠 ステップ① 記事のテーマ分類を棚卸し

  • 全記事をスプレッドシートなどで一覧化
  • 主要キーワードや目的別に“隠れたグループ”を発見

🛠 ステップ② カテゴリの再編成を設計

  • グルーピングした塊に「1テーマ=1カテゴリ」
  • 雑記系→「中テーマ単位」に細分化 or 吸収統合
  • 特化系→「深掘りカテゴリ」「導線カテゴリ」で区別

🛠 ステップ③ 実装と内部リンクの再配置

  • WordPressやテーマでカテゴリ名・スラッグ変更
  • カテゴリページの紹介文・固定ページ整備
  • 各記事に再カテゴリ付け+必要ならリンク誘導も調整

◆ 4. SilentGainの実例

  • 「雑記系」→日常/脳タイプ/副業マインド で再整理
  • 「戦略系」→ブログ構築フェーズ別にカテゴリ分類
  • 「外伝」や「まとめ」は“機能カテゴリ”として独立

結果として:

  • サイドバーからの回遊率UP
  • 一覧性の向上で離脱率DOWN
  • 新記事の配置先が明確で書きやすさもUP

◆ まとめ:“あとから整える”は、進化の証

🔻 初期はカテゴリが崩れるのが普通。
🔻 ブログが育ってから整えると“無駄がない”。
🔻 カテゴリは「サイトの地図」。だから、後出しで正解。

SilentGainは“育てながら整える”を前提に設計している。(カテゴリーって増えるしね!)
放置しても迷わない地図、それがカテゴリ設計のゴールだ。


🔚 記事の締め:導線ナビゲーション


次回 → 第35話「リライト基準の作り方と見直すタイミング」

書きっぱなしにしないために。“再編集の判断軸”を手に入れる。


前回 → #33 「内部リンク設計でPVが自然に回り始める」

“どこへ進むか”を決める内部リンクは、読者の動線設計のカギ。

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